気象サイエンスカフェに行ってきました

2月22日に「気象サイエンスカフェ」というイベントに行ってきました。

気象サイエンスカフェは、気象の専門家や有識者を招いて講演をしていただくイベントで、私は今回が初参加。
講演とはいっても、カフェのオープンスペースで飲み物を飲みつつ軽食を食べつつ、
同じテーブルの参加者さんとお話したりもする、全く堅苦しくない雰囲気の会です。

今回のテーマは「冬将軍の正体をつきとめる!—寒波と日本の関係のお話し」でスピーカーは堀正岳さん。
堀さんといえば、ライフハックの方面でしか知らなかったのですが、
(実はiPhone関連の堀さんの本も持ってるし、Appleストアで開催されたイベントにも行ったことがあります)
本職は気象関係の研究なんですね。

内容は、日本に到来する寒波を予想するにはバレンツ海の大気現象に注目すべきでは?
という堀さんのこれまでの研究成果を第1部でお話していただき、
第2部は、堀さんの研究成果を実生活にどう生かしていけるか?という参加者も交えたディスカッションでした。

気象の専門家でなくてもわかるようにお話してくださっていて面白かったです。
また、調査船で研究データを収集している映像も見せてくだったのですが、
それが船酔い必至のとても荒れている海(しかも、冬の北極圏なので日が昇らず暗い)で、大変そうでした。

ただ、ところどころ解らない用語や事象も出てきて・・・(例えば「北極振動」とか)
自分にもっと知識があれば、もっと深く理解できたのに!と感じてしまったのがちょっと悔しいところです。

ちなみに、今回同じテーブルになった4人の方のうち、3人は気象予報士の資格をお持ちの方で、
(実際に気象に関するお仕事をされているのは1人だけでしたが)
もう1人の方はお仕事の関係で気象を勉強中の方でした。
ディスカッションでは、それぞれご自身のお仕事に基づいた意見を出されていたのが興味深かったです。

【おまけ】
同じテーブルで私のすぐ隣に座っていた方は、実はTwitterで相互フォローの関係にある方でした。
(もちろん、それまでリアルでの面識は全くありませんでした。)
帰宅後のツイートでその事がわかったのですが、こんな偶然があるんだなと本当に驚きました。


※忘れないうちに、そして、次の気象サイエンスカフェが開催される前になんとか記事をUPできました(汗)。