ビジネスセミナーに行ってきました その2

記事をアップするのがすっかり遅くなってしまいましたが、Panasonicレッツノート15周年企画「ビジネススキルアップアカデミー」の3月15日の公開収録に、また参加してきました。
今回のテーマは「ソーシャル時代の『個の発信術』」で、講師は”さとなお”さんこと佐藤尚之さん。
さとなおさんは以前からTwitterでフォローはしていたものの、実際どういう方なのかはあまり存じ上げていなかったのですが、物腰が柔らかで、とてもステキなおじさまでした。

  • セミナーの内容

セミナーでのさとなおさんのお話をざっくり書き出してみます。

【第1部:「個」をさらけだす】
さとなおさん自身の「個」の発信の経験を元に、以下のような事をおっしゃっていました。
・インターネットにより、人類が初めて個を世界に発信できるようになった
・ネットでの自分の発信が、世の中の人の役に立ち感謝された
・「個」を発信し続けることで、思いがけない出会いがあり、世間に認知され、本業以外の活動領域が広がり、所属組織以外での人生が展開し始めた
・相手の年齢(年上/年下)や肩書き等を意識しなくなり、「個」を見るようになった、また、「個」として付き合うようになった
・発信=アウトプットをするほどインプットが増えた、アウトプットのためにインプットをするようになり、また、アウトプットの見返りかのように、皆が親切に教えてくれるようになった
・「個」をさらけ出す機会が増えると人生に表裏がなくなってシンプルになり、楽になった

また、「個」を発信する際の注意点として、以下のことをおっしゃっていました。
・アウトプットの際には、単なる近況報告等だけではなく、自分の考えを入れる
・”さらけ出す”といっても、自分の全てをさらけ出すのではなく、”サラケダサビリティ”(※)が大事(何でもかんでもさらけ出すのは相手に対して失礼)
※さとなおさんの造語で、さらけ出す際のリテラシーという意味

【第2部:企業の中の「個」】
メモを取るのを失敗したので、中途半端にしか内容が残っていないのですが、大まかには以下のことをおっしゃっていました。
・組織のポジショントークや一般論は、誰も共感しない
→組織や肩書きに頼らず、「個」として「自分ならではの想いや考え」を相手に見せた方がよい
・情報発信の主導権は、企業やメディアから生活者に移ってきた
・生活者に情報を広めてもらうためには、”共感”されることがカギとなる
・共感は、相手(=他人)と自分との共通点を見つけた時に起こる
・企業の発信であっても、「個」の発信がキーポイントになってきた
→「個」と「個」のつながりでできているソーシャルメディアは「個の共感」が通貨となるため、企業の発信術を「個の発信術」に近づけていかなければならない

  • セミナーを受講して感じたことなど

これまで読んできた自己啓発系の本にはアウトプットが重要であると書かれていることが多いですが、今回のセミナーでさらに念押しされました。
自分を振り返ってみると、近況報告やロクに中身のない記事をこのブログに時折アップしているくらいで、比重はインプットに偏っています。
アウトプットをしなければとと思いつつも、アウトプットをどう増やしていくか、どう習慣付けるかが、どうすれば面白い記事を書けるか、はずっと自分の中での課題でした。
また、アウトプットする際にどう自分を見せるのか、はずっと迷っていたことでした。
このセミナーに参加したことで、アウトプットすることに関して背中を押してもらったような気がします。
さとなおさんがおっしゃっていた、「個をさらけ出す(裏表を作らない)」「インプットよりまずはアウトプット」ということを、当面の自分のアウトプットの指針にしていきたいと感じました。



というわけで、引き続きこのブログで発信を続けていきたいと思います。
そして、今日から毎日ブログを更新することに決めました。
目標はとりあえず100日!
いつまで続くかお楽しみに(笑)。
(更新することに重点を置くので、中身のない記事が続いてもご容赦願います。。。)

ちなみに、このさとなおさんの回のセミナーは、昨日からFacebook上で公開されたようです(4回に分けて公開されます)。
ご興味のある方は是非Facebookで閲覧してみてください。