臨時記号の効力

ピアノを弾いていくにあたって、わからない表記等が出てきたときにすぐに調べられるように、楽典(←音楽、もしくは楽譜のお作法とか文法的なもの)の本が1冊欲しいな、と思いまして、先日「よくわかる楽典の教科書」という本を購入してみました。

よくわかる楽典の教科書 (ゼロからすぐに身につく本)

よくわかる楽典の教科書 (ゼロからすぐに身につく本)


楽典の本といえば、音楽之友社の「楽典―理論と実習」(黄色い表紙の本)が一番有名なようですが、演習問題の部分は私には不要だし(音大を目指しているわけではないので)、印刷もちょっと読みにくいんですよね。
書店に在庫があったものの中では、この「よくわかる~」の本は内容がまとまっていて一番読みやすそうでした。


で、最初の方からパラパラとページをめくっていたところ、臨時記号(←♯(シャープ)、♭(フラット)などのこと)のところで、次のような記述がありました。


「ただし、オクターブが違う音には効力が及ばない」




・・・・・えっ、そうだったの??


ピアノを10年くらい習っていたのに、知りませんでした(汗)。


臨時記号の後に(同じ小節内で)オクターブが違う音が出てくる曲に、偶然にも今まで出会わなかったようです。(本当は出会ったことがあるけど、忘れているだけかなぁ・・・?)


このことを知ることができただけでも、この本を買った甲斐がありました。