臨時記号の効力
ピアノを弾いていくにあたって、わからない表記等が出てきたときにすぐに調べられるように、楽典(←音楽、もしくは楽譜のお作法とか文法的なもの)の本が1冊欲しいな、と思いまして、先日「よくわかる楽典の教科書」という本を購入してみました。
- 作者: 小谷野謙一
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2011/01/22
- メディア: 単行本
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楽典の本といえば、音楽之友社の「楽典―理論と実習」(黄色い表紙の本)が一番有名なようですが、演習問題の部分は私には不要だし(音大を目指しているわけではないので)、印刷もちょっと読みにくいんですよね。
書店に在庫があったものの中では、この「よくわかる~」の本は内容がまとまっていて一番読みやすそうでした。
で、最初の方からパラパラとページをめくっていたところ、臨時記号(←♯(シャープ)、♭(フラット)などのこと)のところで、次のような記述がありました。
「ただし、オクターブが違う音には効力が及ばない」
・・・・・えっ、そうだったの??
ピアノを10年くらい習っていたのに、知りませんでした(汗)。
臨時記号の後に(同じ小節内で)オクターブが違う音が出てくる曲に、偶然にも今まで出会わなかったようです。(本当は出会ったことがあるけど、忘れているだけかなぁ・・・?)
このことを知ることができただけでも、この本を買った甲斐がありました。