ツチイナゴ
今日、地元の駅のすぐ近くのブロック塀にバッタがいました。
全体的に褐色で、体長は5~6cm。
まだ夏でもないのに、どう見ても成虫のバッタがいたので大変驚きました。
なんというバッタなのか気になったので調べてみたところ、どうやら「ツチイナゴ」というようです。
wikiの「ツチイナゴ」のページに以下のような記述がありました。
『日本に分布するバッタ類は卵で越冬する種類ばかりだが、ツチイナゴはライフサイクルが丁度半年分逆転しており、成虫で越冬する。成虫は10月ごろから現れはじめ、冬になるとそのまま草原の枯れ草の下などで越冬する。春になると再び活動し、6月頃まで成虫がみられる。』
なるほど。だから、成虫だったわけですね。
(逆に言うと、夏にツチイナゴの成虫は見られないわけですね。)
このツチイナゴがいた辺りは、あまり生育に向く場所ではないので(なにせ商店街の中ですから)、すぐ近くの遊歩道などに移動して(遊歩道には樹や草が生えてます)何とか生き延びてほしいものです。