ジベルばら色粃糠疹

ここ1ヶ月ほど、身体に赤い発疹が出ています。
どうやら、「ジベルばら色粃糠疹」という皮膚疾患にかかってしまったようです。(粃糠疹:ひこうしん、と読みます)


病院(皮膚科)で病名を言われたとき、耳慣れない病名に「ヤバい病気なの!?」とビックリしてしまいましたが、割とありふれた病気とのことでした。(私はこの病気のことを全く知りませんでしたが)

ちなみに、先生の診断は「おそらくジベルばら色粃糠疹だと思うけど・・・検査で調べられないから断定はできない」と少々ぼかし気味。
検査で調べられないのは、原因ウィルスがまだ特定されていないから(調べようがない)、とのこと。
患者としては病名をはっきりしてほしいところではありますが、仕方ないですね。。。


皮膚科の先生の説明によると、
・病名の意味は、
  ジベル:ジベルさんが発見した
  バラ色:赤色の発疹
  粃糠疹:発疹が少し薄皮がめくれたような感じになる(落屑)
・原因は不明(最近の研究でウィルス感染の可能性が高いと言われているが、原因ウィルスはまだ特定されていない)
・治るのに1~2ヶ月(長い人は3ヶ月)かかる
・患者の発生数としては、春と秋が多い
・他の人に伝染する心配はほとんどない
・お酒を飲んだりお風呂に入ったりすると赤色が強くなる(→血行が良くなるため)


処置としては、塗り薬(メサデルムクリーム0.1%:ステロイド剤)を処方されました。
が、後でwikiを確認してみたところ、薬を使わなくても自然治癒するらしいです。


「ジベルばら色粃糠疹」で検索してみると、ブログ記事等も色々見つかりました。
人によって症状が多少違うようで、痒み1つ取っても、痒くないという人から痒みで眠れないという人まで。。。
なので、参考までに私の症状を書き留めておくことにします。

・発疹の発生箇所は、二の腕、胸~脇腹~背中の一部、首、お腹、太もも。発疹のサイズは大きくても直径1cm程度。一番数が多いのは胸~脇~背中。
・初発疹(症状が出る数日から数週間ほど前に、同じ発疹が1つだけ体のどこかに出現する)は気づかず。
・発疹の数は最初に気付いた時から少しずつ増えていき、以後は増えたり減ったりを繰り返している。
・発疹の色は、淡い赤色。治るにつれて褐色になっていく。
・発疹の出る場所は、その時々で変わる。また、一面に出る訳ではなく、まだら。
・痒みは、あったりなかったり。あってもそんなに強くない。
・「粃糠疹」は、赤い発疹にはなく、治りかけと思われる褐色の発疹のごく一部で発生。


少し心配なのは、痕が残らないかどうかということ。(虫刺されなど、割と痕が残りやすいのです)
今のところは、発疹が服で隠れる場所か、隠れなくても目立たない場所にしか出ていないのが幸いです。。。

久々の更新だったのに、病気ネタになってしまうとは・・・(^^;